憲法記念日

しばらく前のことですが、クリスチャンの友人から、憲法9条のことで、メールをもらいました。
新聞の投稿を通じて知り合ったアメリカ人の神父さんが、安倍総理に手紙を出したということで、その手紙と日本人へのメッセージです。
少し長くなりますが、紹介します。


平和の創り手である日本の皆さんへ

 私は日本の方々を愛し、日本の文化や平和国家としての名誉、人々の善良さに深く感銘を受けております。また、皆さんが戦争の下で苦しんできた悲惨な出来事のために、再び軍事的脅迫や帝国主義を構築する世界に入ることがないように祈りつつ、私はこの手紙を書いております。
 平和の構造を打ち立てることは、熟練された外交交渉を行い、信頼を構築し、国家間で相互に理解し合う営みを通してのみ可能になります。日本国憲法九条を弱体化する動きは、あなたがたの文明の破滅であり、国際紛争を解決する妥当な手段として、戦争を神聖化することです。
 正義に基づいて平和を求める親愛なる皆さん、私は自分自身の国・アメリカとあなた方の国・日本に、できるだけ強くこの差し迫った聞きへの注意を喚起したいと願っています。どうか安倍首相への私の最初の手紙を、平和を創る努力の一助としてお使いください。

平和のために皆さんとともにはたらくことを願って       ボブ・クッシング神父


拝啓 安倍晋三総理大臣閣下

 私たちパックス・クリスティ・ジョージア支部の者は、日本の方々の願いに協働して、あなたが貴国日本の平和憲法、とりわけ9条を尊び、それを維持してくださいますよう、お願い申し上げます。私たちは、自分たちのアメリカ合衆国政府に対しても、この条項が持つ高潔さを尊重し、日本を米国が世界に君臨するための軍事戦略に結びつける取り組みを慎むように訴えます。そのような軍事的合体は、日本を外交的に、また、国民の方々をも傷つけるだけではなく、東北アジア地域を不安定にすることにも寄与するでしょう。世界は今日、以前にも増して、絶望的なまでに、平和への新しい道を必要としています。憲法9条はそのための模範となる道を示しています。

 日本国憲法第9条は、日本の方々の世界に対する、日本は二度と戦争と植民地支配の歴史を繰り返さないという明確な約束です。憲法9条は、軍事的方法ではなく、対話と信頼の構築、相互協力を通して、世界平和へ向けて働くという、重要な挑戦を遂行することを定めています。

 憲法9条の改変は即座に、今でも既に強力な日本の自衛隊を、隣国の脅威へと変えるでしょう。それ以上に、朝鮮半島や台湾海峡を挟んだ緊張によって安定が既に危険にさらされている地域を、さらに不安定にするでしょう。そのため、9条改変は、世界の平和に対する深刻な脅威を引き起こすことと察せられます。

 こうした懸念から、私たちは日本の友人たちと連帯して、あなたが日本の平和憲法、とりわけ9条を尊重し、維持してくださいますよう、お願い申し上げます。

緊迫した状況にある本件に関する私たちの考えを、ご検討いただけますことを感謝申し上げます。                                 敬具

ロバート・クッシング司祭、パックス・クリスティ・ジョージア支部とともに
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by fuji2213 | 2007-05-03 20:37 | 日々の生活
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