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口蹄疫

普段こちらから連絡しなければ、電話もメールもよこさない長男から、口蹄疫のことについてメールがありました。
「こういう時こそブログに書くべきではないですか?」と。
この一ヶ月、口蹄疫については、思うこと、考えることがいろいろあって、何回かブログに書こうと思いながら、書くことができませんでした。
長男は、「殺処分ということが、一般の人には、リアリティがないから、牛を飼っているものとして、書くべきだ」と言うのです。
すでに、宮崎の農家の悲痛な叫びをブログなどで読まれている方もいると思います。
仲間のところで次々と感染牛が出て、いつ自分のところにくるかと恐れながら、自分が飼っている牛が感染しないように必死に努力し、それでも感染を食い止めるために、元気な牛たちにワクチンを打って、殺さなければいけないというのは、本当につらい、地獄のようなことだと思います。
ブログには書きませんでしたが、うちの牧場では、今年の1月5日に、産後の起立不能で、殺してしまった牛がいました。
スニーカー、人なつっこい、かわいい牛でした。
年末年始、一日に何回も寝返りを打たせ、毎日獣医さんにきてもらい、やるだけのことをやった上でのことでしたが、つらい出来事でした。
たった一頭の、病気の牛の死でもつらいのに、必死で守ってきた元気な牛をすべて殺さなければいけないのです。

なぜ、こんなことになってしまったのか。
行政の対応の遅れに、怒りを感じます。
他にも感染拡大の原因、明らかにしてほしいです。
そして、感染がこれ以上広がらずに、少しでも早く終息することを願います。
by fuji2213 | 2010-05-28 21:14 | 酪農業について
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