人気ブログランキング | 話題のタグを見る

一人牧場でへとへとになった日とその次の日のできごと

次男の推薦入試のために、23日の夜から24日の夕方まで私が一人牧場に残り、朝の仕事は酪農ヘルパーさんの力も借りてやりました。

23日の夜、早めに仕事を終わらせて、夫と次男は出かけて行き、その後一度牛舎に行きましたが異常はありませんでした。
寝るときはちょっと緊張し、夜中に何回も眼が覚め、いつもより早く4時半には起きました。
私が普段牛舎に行くのは5時半ですが、5時前に行きました。

前日からの天気予報で、しばれている覚悟はしていましたが、まず牛舎の戸がなかなか開きませんでした。
でも中に入ってからは、順調に仕事が進み、ヘルパーさんが来てくれた時(5時45分ぐらい)は搾乳の準備をしていました。
一緒に搾乳とその後のエサやりなどの仕事をやり、バーンクリーナーを動かしてもらい(凍結して動かせないと困るので)いつもと同じ時間に親牛舎の仕事は終わりました。

ヘルパーさんが帰り、育成舎に行こうとしたとき、一番奥の牛のウォーターカップが凍結していることに気が付きました。
全部確認すると、真ん中の数カ所はよく水が出るのに、端の方は出ていないのです。
高いところにある管に、お湯をかけたり、お湯で温めた古着をかぶせて、溶かしていきました。
私は台にのらないと届かないところです。
何回も台を運び、お湯をくんで運び、台に上がっての作業。
そして、水を飲みたそうにしている牛のところに、水を運びました。
なんとか全部、少しは水が出て、でも水に勢いがないことは気になりながら、育成舎に行きました。

育成舎でも水槽の調子が悪く、元栓を開けたら、水があふれてきました。
すぐ元栓を閉め、エサやりと掃除をして、ちょっと朝食休憩。

その後牛舎に行き、牛の昼食の草を配りました。
その時ウォーターカップを見ると、なんとすべてのカップで水が出なくなっているのです。
昨年付け替えた直径10センチの水道管へ流れる水が、凍結して、出ていなかったのです。
牛達はみんな水が飲みたいと騒ぎ出すし、一人でどうしようかと思いながら、夫に電話しました。
夫はホースを巻き付けてお湯を流すように言うので、去年もそんなことをやったと思い出して、やりました。
ホースも凍結していたし、ひとりで管に巻き付けるのも苦労しましたが、なんとかやって、ウォーターカップの水が出てきました。

それから育成舎に行き、水槽の掃除をして、調子を整えました。

猫の手も借りたいような忙しさの中、うちの愛猫チャトランは、薪ストーブの横でのんびり寝ていました。
ところが、私が昼食をとろうと1時半過ぎに家に入ると、家から出て行くのです。
台所に行ってそのわけがわかりました。
私が昼食時に食べようと思って電子レンジにかけていたかぼちゃが、床に散乱していたのです。

夫が思ったより早く午後5時頃帰ってきて、ほっとしましたが、へとへとに疲れた一日でした。

次の日の朝は、バーンクリーナーが凍結し、動かすのに時間がかかりました。

午後、かんじきをくれた知人が来て、一緒にかんじきをはいて歩き、写真を撮りました。
一人牧場でへとへとになった日とその次の日のできごと_f0097539_21542243.jpg

真ん中に小さく写っているのが、うちの家や牛舎や育成舎です。
by fuji2213 | 2009-01-26 21:55 | 酪農業について
<< ピヨ太郎、ピヨ彦とツヨシのこと かんじき >>