<   2007年 03月 ( 10 )   > この月の画像一覧

さよならキューチャン

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キューチャンが外に出てから、天気の良い日が続いていました。

起てなくなって9日目。
やっぱり変化が見られなかったので、ついに今日、獣医さんに来てもらい、最後の注射を打ってもらいました。
私は、キューチャンの最期を見届けてあげようと思っていましたが、涙が出てきたので、その場を離れて、他の仕事をしていました。
キューチャンは麻酔で朦朧としながら、この世を去っていきました。

キューチャンは、他の牛にちょっと意地悪な牛でした。
搾乳の時は、よく足を上げ、去年の秋には、私が隣の牛を搾っているときに、背中を蹴ってきた牛です。
そんなキューチャンが、足を動かせなくなったのは、とっても哀れでした。
「千の風になって」という歌が、私の頭の中を流れていました。
これからキューチャンは、風になって、自由に牧草地を駆け回ってくれると思いたいです。
キューチャンには、もう何もしてあげられないけど、キューチャンが一昨年産んだクロッカスを大切に育てたいと思います。
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by fuji2213 | 2007-03-31 14:51 | 酪農業について | Comments(6)

その後のキューチャン

キューチャンが起てなくなって6日目。
反動をつけて、寝返りはなんとかやっていますが、後ろ両足の付け根の筋肉を痛めていて、足が前に動きません。
今日は、獣医さんが来たときに、牛舎の中で、吊り上げようとしましたが、腰を上げても踏ん張ることをしません。
ついに上の柱が折れてしまいました。
獣医さんは、言いにくそうに、もう無理だと思うと言われました。
夫が、「無理と思われる状態で、奇跡的に起つことができた例はありますか?」と聞くと、「死廃にする直前、運び出す手続きをして、外に出したら起った、という話を聞いたことがあります。」と言われたので、トラクターで、外に出すことにしました。
苦労しながら、トラクターにロープをつないで引っ張り出し、腰を吊り上げ、下に畳を敷いてやりました。
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今夜は、一人で星を見ながら寝ています。
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by fuji2213 | 2007-03-28 21:01 | 酪農業について | Comments(3)

新しい牛「イソップ」と「キューチャン」にお灸

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新しく購入した初妊牛「イソップ」です。
キューチャンが立てなくなった日に、同じ町の牧場からやってきました。
隣は、タッチの子「次郎」で、時々この2頭は見つめ合っているような感じです。

これでウチの牧場の牛は、すぐ売る子牛を除いて、親牛舎に17頭、育成舎に9頭、合計26頭になりました。

キューチャンが、立つことができるようにならなければ、さよならし、1頭減ることになります。
そうならないように、今、出来る限りのことをやっています。
牛舎の真ん中の通路に寝ている状態で、とっても仕事がしづらいのですが・・・。
下の写真は、キューチャンにお灸をしているところです。
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by fuji2213 | 2007-03-26 21:26 | 酪農業について | Comments(2)

キューチャンが三郎を出産、そして起立不能に・・・

22日の朝、また牛の鳴き声で飛び起きました。
3月8日予定日のキューチャン(クロッカスのお母さん)が、赤ちゃんを産んだところでした。
大きな男の子でした。
ホルスタインは、後継牛となるメスを望んでいるのですが、連続5頭目のオス。
それでも無事に産まれたことを喜び、キューチャンの前に連れて行くと、キューチャンは座ったまま一生懸命なめていました。
産まれた子「三郎」は、重たくて運ぶのが大変なので、歩けるようになるまで、キューチャンの前につないでおいて、歩けるようになったら、バックをさせながら用意しておいた囲いに連れて行きました。
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キューチャンは体が大きく、最近立つのに時間がかかっていたので、ちゃんと立てるかどうか心配だったのですが、その日は無事に立つこともできてほっとしました。

ところが、昨日、キューチャンが立てなくなってしまったのです。
獣医さんに注射をしてもらったり、ご近所の酪農家さんの力も借りて、体勢を変えてやったりしているのですが、立ちそうにありません。
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by fuji2213 | 2007-03-24 20:42 | 酪農業について | Comments(3)

3月20日、私たち家族のダブル記念日

昨日で、私たち家族が大阪の家を離れて北海道に移住し、一年がたちました。
夫は、もう3月後半ということで、やろうと思う仕事がいっぱいあり、あせっていますが、この一年のことを振り返ると、随分いろんなことをやってきたなと思います。
酪農仲間に支えられて、牛舎に手を入れ、牛の数も少しずつ増やしました。
乳房炎になった牛も何頭かいますが、最初はすぐ薬を使っていたのが、去年の夏以降は一日三回の手搾りで治すことの出来る牛も結構います。
牛が水を飲む水道管のことで、随分トラブルがあり、昨日も一頭ウォーターカップを壊した牛がいましたが、最近夫が、牛舎の片方だけ水を止められるようにしておいたので、修理している間も、もう片方の側の牛たちは水を飲むことができました。
また、今までの管をすべてエンビに換え、修理も早くできるようになりました。
私は、牛を触ったことすらなかったのに、搾乳したり、子牛を育てたり、お産の対応をしたり。
料理も好きではなく、手抜きが多かったのに、今は楽しく、レパトーリーを増やしています。
次の一年は、野菜作りとトラクターを動かすことに挑戦します。

3月20日は、私たち夫婦の結婚記念日でもあります。
昨日で19年です。
リンクしているブログの「うしおばさん」のところと、結婚記念日が一日違いで、うしおばさんは、仕事をヘルパーさんにまかせて、温泉旅行をされているという話を読み、うらやましく思いました。
私たちも、そんなふうにできるようにしていきたいです。
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by fuji2213 | 2007-03-21 15:39 | 日々の生活 | Comments(4)

タッチの出産

今朝目覚まし時計の音で目覚めると、牛の異様な鳴き声が牛舎から聞こえてきました。
すぐ飛び起きた夫が牛舎に行くと、「タッチ」の子どもが産まれていました。
生まれたてのようで、尿溝にいたので、急いでお湯で洗ったタオルで何度も拭いてから、「タッチ」の前に連れていきました。
「タッチ」はしっかりなめて、その後すぐ後産も出て、母子共に元気で、ほっとしました。

「タッチ」というのは、去年の4月足の調子が悪く、なかなかうまく立てずにいたので、付けた名前です。
産まれた子どもがメスなら「ミナミ」と名付ける予定だったのですが、オスだったので、「次郎」と呼んでいます。
今月は出産ラッシュで、予定日を過ぎた牛がまだいます。
その子どもがもしオスなら、「三郎」になるのですが、今度こそ後継牛になるメスが産まれることを祈っています。
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by fuji2213 | 2007-03-17 20:16 | Comments(2)

3月14日、私の誕生日

世間では、「ホワイトデー」と騒がれている日が、私の誕生日です。
もう誕生日がめでたい年ではありませんし、こういう日でなければ、自分でも忘れていたかもしれませんが、夫と次男に、忘れられているような感じで、それは、少し寂しい気がしました。
カーサンズのチーズ作りの帰りに、生ラム肉を買い、夕食は「生ラムジンギスカン」にしました。
「どうしてかわかる?」の質問に、二人とも、「お母さんの誕生日だから」と答え、次男が野菜などを切ってくれたので、牛舎仕事のあとすぐ入浴し、ワインで乾杯して食べました。
デザートは、カーサンズでもらったチーズと、チーズケーキ。
朝から牛の乳房炎を発見し、忙しい一日でしたが、結構ハッピーな気分で、誕生日の一日を終えることができました。

そして今朝、パソコンをつけると、昨夜遅くに、長男からハッピーバースデーメールが届いていました。
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by fuji2213 | 2007-03-15 11:17 | 日々の生活 | Comments(4)

この冬最大のハプニング

7日、次男の学年閉鎖二日目のこと。
夕方牛舎に行くと、牛たちが異様に啼いていました。
ウォーターカップの水が凍結していて、全頭水を飲めずにいたのです。
なんとか水を出そうとしたら、水道管のさびたところが破裂して水が噴き出したのです。
とりあえず、地元の業者の人に電話をして来て貰うことにして、牛たちには、住宅の水道からバケツで水を運びました。
水道管の修復に時間がかかり、ボイラーの調子も悪く、先が見えない状態でした。
なんとか修復できてから、私と次男で搾乳をし、夫が業者の人とウォーターカップの解凍を半分やって、最後に、解凍できなかった方の牛たちに、また水を運んで、家に帰ると、夜9時半を過ぎていました。

その次の日(8日)、解凍できていなかった方の管に、ホースを巻き付け、そこにお湯を流して解凍しました。
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その朝は、搾乳中に、ダイコンヤクシャチッチがお産。
後継牛になるメスではありませんでしたが、親子とも無事でひと安心。
産まれたばかりの「太郎」は、寒そうに震えていたので、服を着せてやりました。
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by fuji2213 | 2007-03-10 15:08 | 酪農業について | Comments(0)

冬に逆戻りの昨日のこと

牛たちの体調不良が落ち着いてきたと思ったら、今度はフルカブチッチが、うまく立つことができずに、自分の乳頭を踏んで傷つけてしまいました。
おまけに、立つときに、水を飲むウォーターカップを壊してしまいました。
また牛舎の水を止めて、すべての牛に水を運ばなければいけないのかと思うと、ドーンと気が思くなりました。
昨日の夕方から、また冬に逆戻り。
牛舎のあちこちが凍って大変だと思っていたときのことです。

しかし、昨日は、次男の学校が、インフルエンザのために学年閉鎖で休みだったのです。
この一年で力もついてきた次男は、搾乳後のミルカーを運ぶこともできるようになっていたので、搾乳は私と次男の二人で行い、その間に、夫がウォーターカップを直すことにしました。
ちょうど部品もあり、このような工事に慣れてきた夫は、搾乳時間中に直すことができ、水運びの必要がなくなりました。
フルカブチッチの傷ついた乳頭は、一本だけ手搾りをし、薬を塗ってやらなければいけませんが、今日も休みの次男が、朝夕の搾乳を手伝ってくれるので、とてもありがたいです。
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by fuji2213 | 2007-03-07 09:22 | 酪農業について | Comments(2)

ひなまつり

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このひな人形は、夫の元同僚の方の手作りで、数年前にいただいたものです。
我が家は、男の子二人なので、ひなまつりは関係ないのですが、このひな人形を飾り、シュークリームを作りました。
シュークリームを作ったのは初めてで、全く自信がありませんでしたが、なんとかきれいに焼き上げることができました。
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中は、カスタードクリーム。
クリームが柔らかすぎで、一個目を食べた時は、クリームが中から流れ出てきました。
二個目は、ふたですくって食べました。
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by fuji2213 | 2007-03-03 15:51 | 日々の生活 | Comments(3)